光化学スモッグに警戒 県が注意報訓練
中国の大気汚染問題が深刻化し、オリンピックの開催にも影響しかねない状況にあります。今年あたらい、また熊本県でも光化学スモッグ注意報発令の懸念が出ているようです。熊本県のみなさんは、光化学スモッグに慣れていないので、よく情報を集めて、対処していただきたいと思います。
(熊本日日新聞より引用)
光化学スモッグの原因となる光化学オキシダント濃度が、県内で二月以降、注意報発令が相次いだ昨年より高い水準で推移している。光化学オキシダントは中国大陸から風に乗り入り込んできている疑いが指摘されている。県は「いつ発令となっても不思議はない」と警戒を強め、十一日には注意報の発令訓練を実施した。
県の要項では、光化学オキシダント濃度の一時間値が〇・一二ppm以上で注意報、〇・二四ppm以上で警報、〇・四ppm以上で重大警報を発令する。また〇・一ppm以上で注意報レベルに達する可能性がある場合、市町村や関係機関に予報を出す。
県環境保全課によると、県内十九測定局のうち、濃度が高い傾向にある菊池市、水俣市、天草市、天草郡苓北町の計四カ所で今年二月からのデータを前年同時期と比較。各観測局とも最大で〇・〇一~〇・〇二ppm程度上回っていた。さらに、三月に入ってからは十一日に水俣市で、二十五日には苓北町で〇・一ppmを超える数値を観測した。
熊本地方気象台によると、この二日間は高気圧に覆われ晴れていた。このため同課は「今後、気温がさらに上がるため晴天時は注意が必要」と説明。濃度をリアルタイムで表示する県ホームページの利用などを呼び掛けている。
十一日の訓練は、本年度から注意報などの発令エリアを県内全域に拡大したことから、全市町村や工場などが対象。メールやファクスによる情報が確実に届いたかなど連絡態勢をチェックした。
県内では、二〇〇六年六月七日に観測史上初の注意報を熊本市で発令。〇七年は四月下旬、五月上旬、下旬の四日間に天草、菊池で計七回の注意報を発令した。