杉並区の都立桜水商業高校 1970年8月8日

11時頃、合宿中の水泳部員の中から、泳ぎ終わってすぐ気分が悪いという生徒が3名出ました。
 
そのうち一人は、プールサイドで休んでいるうちに、手足のしびれと硬直の症状が現われましたが、幸い13時ころから症状が軽くなりました。
 
もう一人は、手足のしびれと胃痙攣の症状が現われ、加えて呼吸困難を併発し始めましたが、しばらくするとおさまりました。しかし、夕方になっても、回復がはかばかしくなく、21時ころ救急車で病院に運ばれ、入院しました。入院時は、上肢のしびれ、全身の硬直、全身の脱力感などの症状がありました。
 
3人目の生徒は、プールサイドで休んでいると、上肢の硬直が始まり、下肢にもしびれと硬直が現われました。その後、症状は少し軽くなりましたが、回復が遅く、21時頃、口の渇き、上肢のしびれと脱力感、全身の硬直などの症状が現われ入院。その後間もなく全身けいれんの発作を起こしています。
 
また、夕方6時頃から、新たに3名の生徒に症状が現われました。
 
一人は泳ぎ終わった後、顔面が硬直し、手足がしびれ、意識が朦朧とし、一旦は症状が軽くなりましたが、間もなく手足が硬直、意識がなくなり入院。口渇、握力低下、断続的な呼吸困難を起こしています。
 
もう一人は、手足のしびれと硬直、呼吸困難を訴え、しばらくすると治まりましたが、19時ころに再び手足の硬直がはじまり入院しました。
 
3人目の生徒も、気分が悪く、だるさと脱力感があったのですが、倒れた生徒を部屋に運んだあと、熱感と手足の痺れを訴えて倒れました。10分ほどでその症状は次第に軽くなったようです。